財団法人日本児童文化研究所は、「ロボット博士」と呼ばれ、自らロボット作りに携わっていた初代理事長 相澤次郎により、昭 和27年に設立しました。相澤博士の意思を受け継ぎ、科学的玩具を通して、こどもたちの思考力、想像力、表現力を養うことに取り組んで参りました。「ロボット」という名称は、現在広く一般化さ れて使われておりますが、実は、このカタカナでの「ロボット」、英語で 「ROBOT」は、相澤博士が昭和9年に商標登録したものでした。大学や企業による熱心な研究開発の結果、かつて夢に描いていたロボットが、現実のもとなっているケースも増えてきておりますが、夢は無限大。まだまだ、多くのアイディアで、希望に満ちた未来予想図を描けるものと思います。また、私共は、子どもたちが幸せであるためには、大人が幸せであることと考え、第二回 夢のロボットコンテストには、「シニア部門」を設けました。大人ならではの視点、感性で、夢に満ちたロボットを描いていただきたいと期待しております。
理事長 大森 順方